Joy of Living レベル 3 のテーマは「智慧に目覚める」です。ここでは、堅固な思い込みがいかに私たちを不満と不安のサイクルに閉じ込めているか、そして先入観や感情的な反応という歪んだレンズを通してではなく、物事をありのままに捉えることで心の本質の根源的に備わる純粋さや善なるものを発見する方法を学びます。
ミンギュル・リンポチェは英語で、ツンマ・ミャオロンは中国語(英語通訳付)で教えます。すべて日本語通訳がつきます。
日程:2024年11月16-18日
参加条件:テルガルのJoy of Livingレベル1と2に完全に出席し、宿題の正式瞑想をすべて終了された方
参加費:スポンサー 720HKD / 一般 400HKD
詳細(スケジュール等):こちら
登録期間:2024年11月2日~15日 23:59(香港時間)
*登録はテルガル・アジア ラーニングのウェブサイトから
主催:テルガル・アジア
【オンライン】
登録不要、参加費無料で、どなたでもご参加いただけます。
(zoomリンク:フォームまたはメールにてお問合せください)
・テルガル鎌倉:月1回のペースで開催
12月21日(土)20:00~20:45
1月25日(土)20:00~20:45
【対面】
・テルガル東京:月1回のペースで開催
12月15日(日)13:30〜16:00
1月19日(日)13:30〜16:00
場所:YCC代々木八幡コミュニティセンター(3階・和室)
登録不要(直接会場にお越しください)、参加費(施設使用料)500円、入退室自由、受付開始は13:15~
詳細・お問合せはLINE(担当:大森)まで
【マンスリー・ティーチング】
以下はミンギュル・リンポチェのマンスリー・ティーチング動画です。★は初心者の方に特におすすめのものです。日本語の字幕は、動画の右下のCCをクリックして「日本語」を選択するとご覧いただけます。YouTubeの場合は、歯車マークをクリックして「日本語/Japanese」を選択してください。
字幕:英語、中国語、仏語、独語、伊語、ロシア語、スペイン語、ポルトガル語、チェコ語(日本語の字幕はありません)
チケット入手はこちらから:https://vimeo.com/ondemand/wanderingbutnotlost
Vimeoでアカウントを作る必要がありますが無料です。
詳細はこちらから:www.ajoyfulmind.com
映画:「Wandering…But Not Los」はミンギュル・リンポチェの4年半の放浪修行(2011年6月から2015年11月)の詳細な体験談であり、仏教の知恵を現代の日常生活に応用するためのリンポチェ自身のガイダンスが散りばめられており、世界中の聴衆の心に触れ刺激を与えるでしょう。
「Wandering…But Not Lost」は世界中の映画祭で興奮を巻き起こし、これまで10のコンペティティブ部門にエントリーされ、インド国際映画祭の「ベスト・ドキュメンタリー賞」やハーグ国際映画祭の「ベスト・バイオグラフィック・フィルム賞」など4つの権威ある賞を獲得しています。
●気づき:瞑想の本質
ミンギュル・リンポチェがよく言われるように、気づきは瞑想の本質です。意味することは、瞑想の実践は、心(ハート)と心(マインド)を探求するプロセスであり、気づきそのものの豊かさを完全に体験するプロセスであるということです。
●日常生活における瞑想実践
痛みを伴う感覚や感情を気づきのサポートとして使うのと同じように、日常の体験、暮らしの中の最もありふれた細部でさえも、実践を深める機会として使うことができます。今この瞬間に現れるすべてが、気づきのサポートとして使えます。電話が鳴っている音、机に座っているときや通りを歩いているときの身体の感覚、その日の出来事に伴い湧き上がるすべてのイメージなどを使って瞑想することができます。この実践のすばらしさは、瞑想を妨げるものが何もないということです。最終的に、すべてが瞑想となり、今ここの瞬間に完全にくつろぐことでしょう。
【活動状況】
●情報発信
Facebook テルガル・ジャパンでは様々な情報を随時アップしています。よろしければ「いいね!」ボタンを押して、その時々の記事をご覧ください。
●プラクティス・グループ
定期的に瞑想実践をする場を提供しています。宗教、国籍、民族、ジェンダー、年齢や経験の有無を問わず、オープンな自主運営型の集いで、どんな方でもご参加いただけます。現在、プラクティス・グループは、鎌倉の七里ガ浜、東京、山梨の道志村、他にて開催されています。ご興味のある方は、メール(E-mail: japan@tergar.org)にてお問合せください。
●ボランティア
翻訳(英語)やIT関連のボランティアも随時募集していますので、ご興味のある方はメール(E-mail: japan@tergar.org)にてご連絡ください。
ミンギュル・リンポチェの2017年来日を機に、テルガル・インターナショナルの協力の下に活動を開始しました。ミンギュル・リンポチェが設立したテルガル・インターナショナルは、アメリカのミネソタ州に本拠地があり、世界25ヵ国70ヵ所の活動拠点を持ち、長年にわたるリトリートや世界各国の脳科学者との対話をする経緯から得た瞑想の手法を、現代を生きる方々に提供する非営利団体です。
【行動規範】
テルガル瞑想コミュニティは、個人及びコミュニティとして、次のことを約束します。
私たちは、責任をもってこの行動規範を守ります。
【経歴】
ヨンゲ・ミンギュル・リンポチェ(Yongey Mingyur Rinpoche)は、著名な瞑想指導者トゥルク・ウゲン・リンポチェ(Tulku Urgyen Rinpoche)を父に1975年、チベットとの国境に近いネパールに生まれる。幼少の頃よりパニック発作に悩まされたことから、一人洞窟に籠って瞑想するなど、早くから瞑想に親しむ。その後父やその他瞑想の師より正式に瞑想を学び実践を重ね、12歳で第7世ヨンゲ・ミンギュル・リンポチェの転生者と正式に認定される。3年間のリトリート(お籠り修行)を終えた直後、15歳の若さでインドのシェラプ・リン僧院の瞑想指導者に任命される。その頃にはパニック発作はすでに過去のものであった。
リンポチェの法話は、ご自身が克服された体験を踏まえて新鮮でユーモアあふれる語り口が特徴的だ。指導的立場になってからも20世紀の偉大な高僧たちから顕教と密教の教えの伝授を受け、更に瞑想修行を続ける。その後本格的な教化活動を開始し、現在は、ネパールやインド各地にある僧院の座主としての責務を果たすとともに、世界中の弟子たちを指導。テルガル瞑想コミュニティは2008年に設立され、現在世界各地に拠点を擁している。
もう一つのリンポチェの活動として、科学への関心が挙げられる。幼い頃父の下で瞑想修行をしていた著名な脳神経科学者 フランシスコ・バレーラ(Francisco Varela)教授の影響もあったことからこの方面での貢献も大きい。ダライ・ラマ法王をはじめとする宗教界の指導者や科学者たちが参加する「心と生命研究所(Mind & Life Institute)」主催の会議は、その草創期から中心的な存在として活躍。米国の脳科学者リチャード・デイビッドソン博士らによる瞑想の科学的研究の被験者としても協力している。
2011年6月、リンポチェは突如僧院を後にし、インドやネパールを中心に乞食行を開始。2015年11月に行を終える約4年半にわたるエピソードは「4年の放浪の修行を終えて」(Lion's Roar、2016年2月)、「リトリートを終えて」(Lion's Roar、2017年1月)、『In Love with the World』[2019]に詳しい。
仏教における“系譜”の概念(相承とも言う)は、教えが世代を超えて師から弟子に伝えられる伝授のつながりを指しており、源は共通ながら人々の多様性に対応して多くの系譜があります。系譜の概念は現代世界からすると異質に見えるかもしれませんが、精神的な系譜は無数の先駆者が蓄積した智慧と体験を保持するなどの重要な役割があり、次の新しい世代は覚醒のプロセスを一からやり直す必要はありません。系譜は教えの完全性を保持し、精神的な道の導師の方々が智慧と慈悲に十分に基づいていることを保証します。
テル(Ter)はチベット語で宝を表す言葉で、苦しみを和らげ、私たちの最も素晴らしい可能性を活性化し、究極的には悟りを完成させる智慧と方便を指しています。ガル(Gar)を訳せば集まることで、多くの人や要素が集うことを意味します。つまりテルガル(Tergar)とは、人々がこの至高なる宝を見つけるために集まる場所、またはその宝を見出す変容に必要な原因と条件を結びつける場として理解することができます。
ミンギュル・リンポチェのテルガルの系譜は、主にカルマ・カギュー派ですが、ニンマ派からの流れも受けて形成されました。歴史的には、カルマ・カギューの系譜は、主にカルマパ(カルマパ10世で始まる)とタイ・シトゥ・リンポチェ(8世から始まる)を通じて、ミンギュル・リンポチェの一連の化身に伝わりました。一方、ニンマの系譜は、テルマ(埋蔵経典)と様々なニンマ派とカギュー派の導師たちの交流を通してもたらされました。現在のミンギュル・リンポチェ7世は、カルマ・カギュー派の伝授を主にタイ・シトゥ・リンポチェとサルジェイ・リンポチェから授かり、ニンマ派の伝授は主にトゥルク・ウゲン・リンポチェとニョシュル・ケン・リンポチェから授かりました。
今日のテルガルの系譜は、この豊かな歴史を活用しつつ、そこに現在のミンギュル・リンポチェの独特のアプローチを加え、あらゆる背景や考え方を持つ人々が利用できるように、最新の教えの説き方を組み込んでいます。【お問い合わせ】
瞑想やテルガルのプログラムについてご興味のある方、プラクティス・グループをお探しの方、ボランティアにご興味のある方は、メール(E-mail: japan@tergar.org)にてご連絡ください。
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